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研修会「長時間労働者への面談について」

研修会のご案内

みなさま、過重労働と聞いてどのようなイメージをお持ちでしょうか。一般に、長時間労働によって脳・心臓疾患(過労死を含む)や精神障害、事故や怪我のリスクが高まるとされています。平成31年4月1日には労働安全衛生法が改正されました。それによって、面談の対象者が100時間超から80時間超へと厳格化され、事業者には労働時間の状況の把握が義務付けられることになりました。その結果、企業様において過重労働対策がより重要な課題となっております。また、時間外労働が月間40時間を超えると心筋梗塞発症のリスクが1.2倍に、60時間を超えると1.9倍になるとのデータもあり、産業医にとっても過重労働の弊害は医学的に軽視できるものではありません。

その一方で、多くの産業医は長時間労働者への面談が形骸化しつつあることを実感しているのではないでしょうか。多忙な中、面談を受ける社員様にとっても同様でしょう。
本当に有効で意味のある過重労働対策とは何か、そして産業医は長時間労働者への面談でどのような対応が求められているのでしょうか。

そこで本研修会では、まず、これまでの長時間労働者への産業医面談は有効に機能していたのか、という観点で振り返りや検討を致します。また、在宅勤務の広がりによってもたらされた過重労働に関する新たな問題やその対応策についても情報交換をいたします。その上で、これからの時代で求められる長時間労働者への面談とはどのようなものであるべきか、実務的な視点から具体的に検討致します。

なお、参加希望者には事前資料として冲永医師と私の事前討論を音声資料として配布致しますので、議論の導入や視点の共有のためにご利用ください。

研修会の概要は下記の通りです。

     記

日時:2月26日(金) 19:30~21:00
場所:Stress Labo広尾 (港区南麻布5-10-24-503)
対象:産業保健に関心のある方、特に産業医、精神科医、保健師、カウンセラー、企業に勤務する人事担当者等
テーマ:「長時間労働者への面談について」
参加方法:オンライン(Zoom)
予約方法:下記メールよりご予約ください。参加希望者にはZoomのアクセス情報をお送り致します。
費用:5,500円(税込)
問い合わせ先:dr.stress.labo@gmail.com

皆様のご参加を心からお待ちしております。
                     
Stress Labo広尾 
所長 財津  康司