Service

カウンセリングを受ける
〈カウンセリングとは〉

カウンセリングは、クライアントがセラピストに語る過程において、クライアントの内的世界に変化がもたらされる営みです。カウンセリングには様々な流派や考え方がありますが、それらに共通のエッセンスがあります。それは、クライアントが心に浮かんだことを率直な言葉にしてセラピストに語ることで、クライアントの心が整理され、思考が活性化し、つらい記憶や現在の不安や葛藤が軽減し、将来への希望や明るいイメージが再構成されることです。

〈カウンセリングの進め方やテーマ〉

我が国の多くの心療内科のクリニックでは、うつ病や適応障害等の精神疾患への補助的治療として、簡易的なカウンセリングがなされています。他方、カウンセリングを主たる目的としたカウンセリング施設では、セラピストがクライアントの気持ちを受容すること自体が最終目標となります。個々のカウンセリングの進め方は、クライアントのニーズによって様々で、特定の手法に限定されるものではありません。Stress Laboでは「今の気持ちを誰かに話して整理したい」「ご自身の気持ちを誰かに受け止めてほしい」「人に言いづらい本音に共感してほしい」「困っている問題について明確なアドバイスが欲しい」等のご要望をお受けすることがありますが、基本的に当Laboのカウンセリングでは、セラピストからクライアントに特定の対応方針が押し付けられたり、一方的に提示されたりすることはありません。Stress Laboでは、クライアントの状況やご意向を慎重に検討し、最適な方針のもとにカウンセリングを進めてまいります。Stress Laboでのカウンセリングのテーマとしては、夫婦問題・パートナー問題が最も多く、それ以外にも、キャリア相談、発達障害関連、子育て問題、パワハラに関するご相談などがございます。

〈カウンセリングの効果〉

一般に、カウンセリングでは、クライアントに対して、数字に現れるような定量的な効果をお約束することはできませんが、クライアントは、語ることでお気持ちが楽になり、前向きな考えや気づきを獲得することがしばしばです。また、カウンセリングを定期的に受けていると、日常の様々な場面で、カウンセラーの言葉や考え方がクライアントの心の中に浮かぶようになり、日々の心の支えやストレスへの備えが強化されることも少なくありません。