Stress Laboのカウンセリングの特徴は、情報の整理に時間をかけ、それらを客観的かつ多角的に検討し、その過程で心のカタルシスと人生への前向きな展望を得ることを志向しています。その特徴は以下の3点です。
1. 問題の本質を知的に解きほぐす
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多くのクライアントは、ご自身の葛藤や不安や抑うつなどを自覚し、Stress Laboに来所されますが、そのつらいお気持ちの原因や背景を詳細に把握し、頭の中で整理できている方は少ないものです。クライアントのつらいお気持ちの原因や背景には、クライアントの生活史、クライアント固有の価値観、クライアントを取り巻く周辺環境や人間関係、日々の体調や精神疾患の有無等が複雑に関与していると考えられるため、それらの情報を系統的に整理し、セラピストがクライアントと共に問題の本質への理解を深めてまいります。
2. 感情表出を心地よく促す
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クライアントは、葛藤や不安や抑うつなどを自覚していらっしゃいますが、他者に感情表出して初めて気づく本音や気持ちも多々あります。つまり、普段自覚している情緒と感情表出後に気づく情緒との間には大きな差があるものです。Stress Laboでのカウンセリングでは、セラピストが、温かい雰囲気と十分な心理的配慮のもとで、クライアントに率直な感情表出を促すことで、クライアントは、クライアント自身が感じているお気持ちと普段気づいていなかった感情の両方を同時に体感することが容易となります。また、セラピストは、クライアントの心理状態を想像し、適切な応答をするよう努め、クライアントの罪悪感や自責感を刺激せず、心地よく安心して感情表出できるよう配慮いたします。
3. ポジティブな気持ちや明るい想像力を回復させる
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クライアントの過去には、必ず成功体験や失敗を克服してきた体験があります。また、クライアントの周囲にも同じような問題や悩みを抱えている方がいるものです。そのような過去の成功体験や周囲の経験をクライアントの問題に応用することができれば、クライアントの適応力やストレス耐性は高まり、現実への視野も広がることでしょう。また、ロールプレイを活用し、さまざまな状況を想定した中でクライアントの感情表出や意思表示を体験していくことで、さらにクライアントの想像力が膨らみます。Stress Laboは、そのようなカウンセリングを通して、人生へのポジティブなイメージを膨らませ、悲観的な展望を明るいものへと変化させ、つらい気持ちを克服することができるよう支援いたします。