薬物療法セミナーは、精神科医や神経内科医によって向精神薬による薬物療法について検討する場です。本セミナーは、安心、安全、そして何より患者様の苦痛を減らし、病気を寛解させ、社会復帰を促す的確な薬物療法を目指し、臨床的な視点から具体的に検討する点が特徴です。実際の精神科薬物療法は、ガイドラインどおりに薬剤選択をすればそれで済むほど簡単なものではありません。薬物療法は、詳細な問診や最低限の検査を実施した上で正確な病態診断をした上で、十分な説明と注意深い観察のもと、実施して初めて効果がみられるものです。多くの臨床医は、患者様のご病状を少しでも良くしたいとの思いから、思慮深い戦略を練り、日々限られた診察時間の中で、薬剤選択や用量設定において様々な工夫をしています。本セミナーでは、そのような臨床医の知見を集約し、より望ましい薬物療法を考えるための実践的な議論を行ってまいります。精神科の薬物療法に興味のある専門職の方は気軽にお問い合わせください。参考までに2021年に実施した研修会のテーマは以下の通りです。
- 各研修会に詳細ついては過去のお知らせをご覧ください。
〈2021年・年間スケジュール(実施済み)〉
3月「薬物療法とインフォームドコンセント」
4月「睡眠薬の使い方」
5月「抗不安薬の使い方」
6月「抗うつ薬の使い方」
7月「抗精神病薬の使い方」
8月「気分安定薬の使い方」
9月「ADHDの薬物療法」
10月「認知症の薬物療法」
11月「適応障害への薬物療法」
12月「服薬アドヒアランス向上に向けて」
2021年においては、Stress Laboが自らテーマを選定し、定期的にセミナーを実施してまいりました。2022年以降は、クライアントからのご要望に応じて、個別にオンデマンドで実施いたします。精神科薬物療法セミナーについてご興味やご不明な点がございましたら気軽にお問い合わせください。