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研修会のご案内「処遇困難な社員様への対応について」

研修会のご案内

「処遇困難な社員様への対応について」

処遇困難な社員様と聞くと、皆様はどのようなイメージをお持ちでしょうか。
処遇困難といっても実際は様々です。
当研修会では企業において事例化しやすいケースを想定し「(会社側の対応にはさほど問題はなく)社員様個人にパーソナリティーやコミュニケーション能力などの内因的な問題が疑われるケース」に限定して議論したいと思います。

上述のケースに関連して、皆様はボーダーラインシフト(Border line shift)という言葉をご存知でしょうか。
ボーダーラインシフトとは、市橋秀夫先生によって考案された境界性パーソナリティ障害(BPD)の患者様への画期的な治療指針です。その要旨は、「治療内容は患者様との約束通り」「ダメなことはダメ」「誰が対応してもルール通りに」などです。かつてボーダーラインシフトはBPDの入院治療において一定の治療的効果があったことは臨床的な事実です。そのボーダーラインシフトは産業保健においても一定の有用性が認められるのでしょうか。それとも、現代に応じた様々な工夫が必要なのでしょうか。
まずはそのような実践的な観点から議論を進めて参りたいと思います。

研修会の概要は下記の通りです。

              記
日時:3月26日(金) 19:30~21:00
場所:Stress Labo 広尾 (港区南麻布5-10-24-503)
対象:産業保健に関心のある方、特に産業医、精神科医、保健師、カウンセラー、企業に勤務する人事担当者等
テーマ:「「処遇困難な社員様への対応について」
参加方法:オンライン(Zoom)
予約方法:下記メールよりご予約ください。参加希望者にはZoomのアクセス情報をお送り致します。
費用:5,500円
問い合わせ先:dr.stress.labo@gmail.com

ご案内は以上です。
みなさま気軽にご参加ください。

Stress Labo広尾
所長 財津 康司